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仮面ライダーオセ 第八話「恐怖! 首なしライダー!」

仮面ライダーオセ 第八話「恐怖! 首なしライダー!」

狭間でPBW的な遊び方をする実験企画です。

色々企画として不足な点もあると思いますが、それでも良ければお付き合いください。

プロローグ

 会長     :「首なしライダーの事を知っているか?」

 冬休み中だというのに生徒会室に呼び出されて、かけられた第一声がそれだ。
 深く座りこんだ椅子に肘をつき、表情は開け放たれたブラインドからの逆光
でよく見えない。チープなドラマのワンシーンじみた光景。そういった演出の
好きな男だった。阿光もまた嫌いでは無いので、何も言わず話に乗る。

 阿光     :「怪談ですね、事故で死んだバイク乗りの亡霊で、首が無
        :いまま走り続けるっていう」
 会長     :「一般的にはそれがメジャーだが、私が言っているのは、
        :トーナメント部の試合場に出る、潤野七不思議の一つの事
        :だ」
 阿光     :「トーナメント部……という事は、バイク乗りではなく騎
        :手の方のライダーですか」
 会長     :「ああ、それが11月から時折目撃されるようになったらし
        :い」

 そこで男は一旦確かめるように、言葉を切る。
 厄介事だが話を聞くつもりはあるのかと、暗に問いかけているのだろう。だ
が元より、この男が呼びだすという事は、そういう事件があったからなのだと
いう事は承知の上。
 阿光が黙って頷くと、男は話を続ける。

 会長     :「最初の目撃報告があったのは11月の1日だな。次いで8
        :日、この時点では、目撃と言っても音だけ。日が落ちて帰
        :る支度をしていたトーナメント部員が、誰も居ないの試合
        :場から馬の足音を聞いたそうだ。
        : 状況が変わるのは9日。前日と同じように音を聞いて、
        :確認しに戻った部員が首のない馬に乗った騎士を目撃した
        :そうだ。その次はしばらく間があいて、21日。この時目撃
        :した部員は、その場で立ちくらみにあったと証言している」
 阿光     :「立ちくらみ?」
 会長     :「ああ、厳密に言うと、9日最初に姿を目撃した生徒も気
        :分が悪くなった、と言っていたらしい。次が、12月に入っ
        :て3日。噂を聞きつけたオカルト研究会の部員が数人その
        :姿を目撃し、全員その場で昏倒。体調を崩して翌日休んだ
        :生徒もいる。
        : その次は12月15日だ。トーナメント部の調子に乗った阿
        :呆が首なしライダーにトーナメント戦を挑もうと試合場に
        :残り、槍を交わす事無く落馬。肺炎にかかって数日休んだ」
 阿光     :「段々と酷くなってきていますね」

 そこで、疑問が生じる。

 阿光     :「というか、そこまで明確な被害が出ていて、今まで騒ぎ
        :にならなかったんですか?」
 会長     :「トーナメント部の方で、不安がって日が落ちる前に練習
        :を切り上げようという事は言われ出していたらしいがな。
        :七不思議の首なしライダーがなんて言った所で、眉唾と思っ
        :てまともに信じる者は少ないし、オカ研が変な物に手を出
        :して痛い目を見るのはいつもの事だし」
        : おまけにバカは実際落馬するまで数日、冬の寒い夜を一
        :人試合場に残るのを、落馬するまで続けていたらしいから。
        :部員の大半はバカが風邪をひいた、くらいにしか思わなかっ
        :たそうだ」

 やれやれとため息をつき、頭痛を払うように頭を振る。今は嘆いている時で
は無く、気持ちの切り替えが必要だ。

 会長     :「まあ、それでもそんな噂のする試合場に好き好んで残る
        :奴も居なかったんだが……昨晩だな、冬休みの忘れものを
        :取りに夕方学校に出てきた生徒が、何故か全く関係無いは
        :ずの試合場で昏倒しているのを警備員に発見された。
        : そのまま病院に担ぎ込まれたんだが、未だ意識は戻って
        :居ない。と言っても、死に瀕しているわけではないようで、
        :原因は不明だ」
 阿光     :「なるほど……それで、俺にその首なしライダーを退治し
        :ろと」
 会長     :「そうなるな。相手の正体も不明だが、頼めるか?」
 阿光     :「ええ。言われなくても、これは仮面ライダーの仕事です
        :よ」
 会長     :「ふっ、くれぐれも気をつけたまえ。健闘を祈る」 

ルール

参加資格

  • 私立探偵部部員、もしくは潤野学舎中学校の学生で鏡阿光と異能を開示し合うレベルの交友関係を持つキャラクターなら、どなたでも参加して頂けます。
  • 即興で参加資格に適合するキャラクターを作って参加して頂くことも可能です。
  • 既存のキャラクターを、後付けで参加資格に適合していた事にする場合は、先にGMに相談してください。
  • 参加を希望するプレイヤーは、ページ内参加キャラクターとアクションに使用するキャラクター名を掲載することで、参加申請とします。

注意事項

  • この企画に於いて、キャラクターの行動はGMがリアクションを掲載した時点で初めてHA06世界内の正史として扱われます。

アクションとリアクション

用意されたシナリオにキャラクターがどういう行動をするか、これをアクションと呼び、GMが各キャラクターのアクションを総括し、執筆したエピソード形式の読み物をリアクションと呼びます。

アクション

今回の場合、

  1. 情報収集パートにおける行動。
  2. 敵と遭遇した時どのように戦闘するか。

以上2点についてアクションを考えていただければと思います。

もちろん、それ以外の行動、他キャラへの絡みや展開予測など、宣言したい行動があれば追加して何を書いてもらっても構いません。

アクションの書き方

  • アクションは可能な限り具体的に、その動機や意図まで織り込んで、Hikiのリアクション欄に記述してください
  • アクションについて、その行動の意図が不透明、もしくは達成不可能とGMが判断した場合、意図した成果が得られずアクション失敗となります。予めご了承ください。
    • 商業PBWのように字数制限はないので、書ける人はどんどん描いていただけるとありがたいです。
  • 戦闘シーンが発生した時、戦闘に参加できるキャラはどういう風に戦うか、みたいな事も書いてもらえると活躍シーンは増えます。
  • 記述形式については、各々やりやすい形をとっていただいて構いません。
    • 5W1Hは揃っていた方が反映させやすいですが、必須ではないので気楽に。

アクション宣言についての注意点

  • キャラクター同士の掛け合いをアクションとして提出する場合は、Hikiに全文掲載する必要はありません。該当するIRCログ、或いはML記事のURLのみ掲載してください。
    • キャラクター同士の掛け合いをアクションとして提出した場合、その内容は予告なく変更される可能性があります。
  • イラストをもってキャラクターのアクションとする場合はこのページに添付した上でURLを掲載してください。

予定リアクション回数1回

今回は「アクション→リアクション」のやり取りを1回で、エンディングを迎える想定です。

  • GM側の予定なので、変更の場合があります。

参加締め切り

キャラクターの参加申請締め切り

  →1月4日まで

アクションの締め切り

  →1月7日まで

参加キャラクターとアクション

ベルク・パッヘルベル

どこからか事件のことを伝え聞き、最近澄子に貸してもらった推理小説に感化されていたこともあり鳥撃ち帽とパイプを装備して独自捜査を開始。先ずは出現場所の関係者であるトーナメント部員に聞き込み。父親の書庫から魔術式探知機を持ち出し、昏倒した生徒の状態を確認。そのまま現場検証へと足を運ぶ。阿光に会った場合、「探偵は孤独なものだ」と言い放ち別行動を取るふりをして阿光のことも観察するが隠密技能は会得していないためすぐにバレる。バレた状態で協力関係を持ちかけられた場合、素直に従うとする。首なしライダーと出会った場合には頓珍漢な推測が含まれているが的だけは射た推理を披露し、前後が繋がっていようがいまいが決め台詞「犯人はこの中にいる!」を高らかに言い放つ。戦闘になった場合、初弾はモロに受け止め、擬体である鞘は200メートルほど不自然に吹き飛び沈黙ののち不思議な発光とともに魔剣が覚醒、全力でライダーを屠りにかかる。この時阿光や他の誰かと共同戦線を張っていた場合、鞘は吹き飛んだままその人物の武器として異能を発揮する。

冬瓜?

[アクション] 今回の一件は阿光さんに依頼されて調査へと向かいます。 当面はメイドらしく(?)阿光さんのサポートに回ろうとしますが、捜索など必要があれば別行動で動きます。聞き込みなんかはちょっと無口なので他人に任せようとします。 相手の依頼で何かしてほしいことがあれば、自分の可能な限り応えようとします。 どうしても口の重い生徒が居るようならば、異能を気づかれずに使用できるなら 「掃く→吐く」と変換し事情を聞き出します。

意見の対立があれば自分の意見を先に引っ込めてしまいがちですが、阿光さんや他の人がリスクを負うような行動の場合は自分が先に出ると主張します。

捜査が行き詰まりそうであれば、気分転換用のお茶ぐらいなら出してあげられるかも。

戦闘では異能自体は相手の動きにリアクションするために使います。積極的な攻撃よりも他人を守る方を優先します。意外と体力バカなので、仲間がピンチなら自分を囮にすることも厭いません。基本的に自身より他人の保護を優先します。

想定される戦い方としては 水→見ず として一瞬の目くらましに使う。 (槍など)突く→付く で地面にくっつけるなどして無効化(チョット苦しいか) (花が)咲く→裂く として花を投げつけての攻撃。

学校の中に花瓶でもあろうものなら、戦闘まで準備できそうならバケツに水と共に想定される戦場へ用意しておきます。

関空はるか?

[アクション]
 昏倒してしまった生徒の親友。このことを同じく親友で探偵部員の西藤佑佳に相談したところ、佑佳は母親の実家へ帰省のため調査に参加できないとのこと。そのため、佑佳の代役を頼まれて事件の調査に乗り出す。その時に佑佳から幾つかアイテムを譲り受け、体内に仕込んでいるようだ。
 真っ先に現場調査に向かい、異能を使って現場写真を細かいところまで撮影、普通の人が肉眼で見つけられないような小さな証拠も含め隅々まで現場を洗う。他のPLには基本的に協力的に振る舞うが、利害が対立した場合は穏便に折衝することを優先させる。敵対勢力との遭遇時は、体内に仕込んだ金属バットを使った異能で体を硬化し、基本的には防御に徹するが、隙があれば殺害しない程度に攻撃も加える。なお、体内に仕込んだアイテムによって様々な能力が駆使できるので(消火器→粉末で目眩まし など)、首を外して体内に突っ込むことができればそのようなアクションも。

上部澄子

[アクション] 「カシルさんに会った時に役に立てるよう、危険を避けつつ調べてみよう」
早い段階からどこからともなく単独で噂を追いかけはじめ、時折試合場を覗くようになる。
セキュリティ網がしっかりしてること自体はハッキリしていたので、噂された当時のカメラの映像など拾えないかと挑戦してみるも断念。
「なら自分で撮ればいい」という結論にいたって準備期間をおいて居るうちに8日の事件が発生。追跡調査をしようとする段でベルクが興味を持ったことに気づく。
ふと以前の事件(6話)がフラッシュバックされ、「ベルクは、守らないと」という心構えの元こちらから接触、協力を提案。
基本的にベルクの意見に賛意を示しつつ、「アニメでいえば」「特撮で言うと」など、「ヤマ場に向けて演出」に見合わない推理には例示とともに自分の意見もいう。
機器操作の段になると、「電子機器なら任せて」といって張り切る。

バトルシーンは可能であれば、試合場のライトなど機材制御を仕切って「舞台装置つかってからめ手で戦おうとする」タイプ。
できない場合は、「ベルクの剣を取るしかないと自覚がある」ものの、出来る限り"剣にさせたくない"と「鞘を」守ろうとする。
阿光が居た場合、剣を阿光に「お願い」して、鞘を守るために逃げようとする。

手持ち機器(ここにある機材を使う範囲なら、遠隔操作可能)
携帯(自前)、ゲーム機(数種)、コンパクトデジタルカメラ、MP3プレイヤー、携帯スピーカー、小型マイク、小型CCDカメラと受像機
能力について
「操作盤が目の前にある場合、もしくは機材の使用目的がはっきりして居る場合」は操作に困ることなく、機材に触れてさえいれば最低限の基本操作は物理動作を伴わなくても可能。
難しいことをするなら操作盤は必須。ただし、「手持ち機器」であれば、この制限を越えるのも不可能ではない。
異能で起こせるのは「ちょっとした無理」レベルまで。
データ出力については基本的に出力用機器が必須。(澄子が認識するだけの範囲ならばその限りではない)

[キャラクター名]

[アクション]

メモ

不明な点があれば、IRCなどで気軽に月影れあなまで。

Last modified:2012/01/08 02:15:01
Keyword(s):
References:[2011年度の私立探偵部の日常]