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!アルツターノフ・アイデアル財団 Artsutanov Ideal Foundation
 軌道エレベータの父、ユーリ・アルツターノフの名を取った軌道エレベータの建造と運営、周辺事業の管理団体。略称はAI財団。

!沿革
:1960年:ソヴィエト連邦の共産党中央委員会機関紙、プラウダにユーリ・アルツターノフによる天のケーブルカー構想、すなわち軌道エレベータに関する記事が掲載される。

:1979年:アーサー・C・クラーク、軌道エレベータを題材にしたSF長篇、楽園の泉(The Fountain of Paradise)を発表。

:2006年:軌道エレベータの建造と運営、周辺事業を単一の国家や企業が独占せずに利権を解放し、かつ事業を一元的に管理するためAI財団が設立。

:2008年:軌道エレベータの基部となる[[フラワーポット]]の第一次工事が着工。

:2010年:軌道エレベータ、[[ビーンストーク]]が着工。

:2020年:[[ビーンストーク]]竣工。

:2022年:[[ビーンストーク]]の民生利用開始。

:2027年:第一期オニール計画に基づいた計画全体の資源基地となる[[オニール1]]が月面に竣工。

:2031年:第二期オニール計画によるコロニー群、[[オニール2]]がラグランジュ点L1に竣工。しかし[[オニール2]]の環境は顧客に受け入れられず、宇宙開発熱は急速に冷めていく。

:2033年:第三期オニール計画の見直しが求められる。

:2035年:大幅な規模縮小がなされた第三期オニール計画が終了。

:2036年:第五期まで予定されていた[[オニール計画]]が凍結。

:2037年:世界的に宇宙開発事業が沈静傾向にある現在、出資者からは新たな収入源の確立を求められたAI財団はいかなる国家も領有権を所有しないフラワーポットでヘイブン事業を開始し、情報、金融企業を誘致するという方策を打ち出す。

!主な事業
 AI財団そのものは特に事業を展開せず、関連団体の収支状況や世界情勢を分析して財団全体の舵取りを行う最高経営会議(俗称:{{rb(内陣,インナーサークル)}})、経営計画に従い傘下組織に対し資金の振り分けや経営の助言を行う財務部門、財団の目付役である監査委員会など、財団全体を統括するための組織で構成されている。

!傘下企業
:[[フラワーポット・アーティフィシャル・フード]](Flowerpot Artificial Food):2007年に人工食品の開発、販売を目的に設立された。

:[[フラワーポット国際空港]](Flowerpot International Airport):フラワーポット国際空港の管理会社。

:フラワーポット国際港(Flowerpot International Port):フラワーポット国際港の管理会社。

:フラワーポット管理財団(Flowerpot Management Foundation):AI財団の傘下組織で、フラワーポットの権利関係を有するとともに都市開発のロードマップを示す機関。

!主要株主
:アル=イマーディ家(House Al-Emadi):中東の石油長者。銀行業やリゾート事業にも進出している。

:エネルギア・ジムリー(Энергия Земли):ロシアの{{rb(新興財閥,オリガルヒ)}}。さまざまな埋蔵資源の利権を持つ。

:[[楢川証券楢川證券]](ならかわ・しょうけん):日本の機関投資家。

:瑞龍集体(Rui Long Ji Ti):改革、開放路線からの経済発展で急成長を遂げた中国財閥。

!リンク
*[[組織]]