タロット
タロット (tarot)
占いに使用されるカード。大アルカナ22枚と小アルカナ56枚で構成される。
通常ひと揃いをデッキと呼び、ヨーロッパの魔術師の中にはこれを魔導書として扱うものもいるらしい。
もともとはゲーム用のカードだったらしく、特に小アルカナは現在のトランプの原型になっている。
カードの種類
大アルカナ
『0-愚者』から始まり『21-世界』に終わる22枚のカードで構成される。
それぞれのカードには、そのイメージが想起されやすい名前がつけられ、魔術的シンボルをちりばめた絵が描かれている。このあたりが、最小の魔導書と呼ばれる所以なのかもしれない。
初心者でもイメージが読み取りやすいため多用される。
カードそのものが虚無から始まり世界を完成させる流れを現しているという。セフィロトのパスとタロットを対応させ、メディテーションを行う事もある。
- 大アルカナの意味で各カードの意味を書いてあります。
小アルカナ
それぞれ1から10までの数札とペイジ(従者)、ナイト(騎士)、クイーン(女王)、キング(王)の計14枚で構成される。
小アルカナのカードからペイジを除き、ここに愚者を加え、棒をクラブ,剣をスペード,聖杯をハート,硬貨をダイアにおきかえると現在のトランプになる。
- 棒(wands)
- 理想の象徴。風
- 剣(swords)
- 知識の象徴。火
- 聖杯(cups)
- 愛の象徴。水
- 硬貨(coins)
- 物質の象徴。地
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References:[小アルカナ] [大アルカナ] [魔術と呪術] [図説世界占術大全] [神秘世界] [大アルカナの意味] [アーサー・エドワード・ウェイト] [生命の樹] [アレイスター・クロウリー] [誤記] [talot]