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移動図書神殿艦ラー・ビブリオティカ・ディ・バベーレ

移動図書神殿艦ラー・ビブリオティカ・ディ・バベーレ Shrine Ship La Biblioteca Di Babele

 ビブリオ教およびシュメール教の聖地。天翔ける図書神殿艦。
 2000年の呪的航行技術再発見の際に、方舟やヴィマーナなど他のオカルト宇宙船がそれぞれ地球を救うべく飛び立ったのを横目に、戦争なぞ知らんと布教のため飛び立つ。

 元々は、シュメール人たちが地球に飛来した際乗っていた船。船にして図書館、図書館にして聖典。第一聖典『この世全てを照らす光』あるいは『世界の書』と呼ばれることもある、かつてバベルの塔と呼ばれた螺旋状の塔である。
 神の怒りによる塔の崩壊と統一言語の散逸はラー・ビブリオティカが来るべき日に備えて封印の眠りについたことと、それにより図書館にて知識を蓄えた賢者たちと一部の書物が地球の各地に散っていったことを指している。2000年までバベルの塔であると思われていた、ネブカドネザル2世の作った塔は、実はラー・ビブリオティカのレプリカ。

 正式名称は移動図書神殿艦ラー・ビブリオティカ・ディ・バベーレと凄まじく長いため、単に移動図書神殿艦、もしくはラー・ビブリオティカなどと略して呼ばれることが多い。バベルの図書艦。

 外見はヤドカリのようなシルエットを想像してほしい。艦橋や動力炉などの宇宙船部分の上に、螺旋状に捻じ曲がった黄金の図書館部が聳え立つ。
 この図書館には現在過去未来ありとあらゆる書物が収められていると言われる。図書館内部は外見以上に広大で、構造がややこしく入り組んでいる上入るたびに内装が変化する。そのため、内部を正確に把握しているものは誰一人として存在しない。