不思議の国のアリス
不思議の国のアリス
- 著
- ルイス・キャロル
イギリスの数学者ルイス・キャロルが幼い友人のアリス・リデルのために語って聞かせた物語。
アリス・リデルと同じく、幼い末っ娘のアリスが時計を片手に急がしそうに走っていく白ウサギを追いかけて、不思議の国に迷い込み、ナンセンスと言葉遊びにあふれる冒険を繰り広げるという筋書きになっている。
子供から大人まで、読者を選ばずひきつける魅力があり、全世界で愛されている。また、不思議の国のアリスを題にとったオマージュやパロディも数多い。
狭間06的なところ
狭間06でも、マッドティーパーティの面々に題を取った帽子屋こと三島壱耶,三月ウサギこと兎沙美三月,眠り鼠こと眠乃レムの三人や、不思議の国のアリスにインスパイアされた球体関節人形作家の作品とされるチャールズ・ドジスンのアリスなどが登場する。
用語や登場人物
用語
- マッド・ティーパーティー
- 帽子屋,三月ウサギ,眠り鼠たちの、かなりおかしなお茶会にたまたま通り掛かったアリスが巻き込まれるエピソード。
登場人物
- アリス
- 本作の主人公。姉妹の末っ娘。好奇心旺盛で、口も達者だが素直で騙されやすい一面もある。
- 帽子屋
- マッド・ティーパーティーに登場する男。英語の慣用句にある『帽子屋のように気が狂っている』(mad as a hatter)を擬人化したキャラクター。
- 三月ウサギ
- マッド・ティーパーティーに登場する。英語の慣用句にある『三月のウサギのように気が狂っている』(mad as a march hare)を擬人化したキャラクター。
なおアリスを不思議の国に導いた白ウサギとは別人。
書誌情報
Amazonリンク
- 不思議の国のアリス・オリジナル(全2巻)(ルイス・キャロル/高橋 宏/Lewis Carroll)
- イギリスの数学者、ルイス・キャロルことチャールズ・ラトウィッジ・ドジスンが幼い友人アリスリ・デルのために話して聞かせた物語。
- 鏡の国のアリス(ルイス キャロル/ジョン テニエル)
- 不思議の国のアリスの続編。
BK1
資料リンク
- Wikipedia日本語版:ルイス・キャロル
- Wikipediaによるルイス・キャロルの解説。
- Wikipedia日本語版:不思議の国のアリス
- Wikipediaによる不思議の国のアリスの解説。
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References:[書籍紹介] [チャールズ・ドジスンのアリス] [チャールズ・ドジスン・サトミ]