Create  狭間06Wiki  Index  Search  Changes  RSS  Login

キャラクター運用

キャラクター運用

異能なんて飾りです

HA06は懐の深い世界。自由度の高さゆえに、キャラクターの運用について、しばし戸惑うことがある。ここでは、そのあたりのTips等をつらつらと書き連ねたりしてみようか。とはいっても、基本的なことばっかりなんだが。

まず動けよ

当たり前のことなんだけど、誰かが動いているのに便乗するのは、取っかかりとしてはすごく楽。しかし、乗り込んだ後、貴方の望む方向に物語が進むとは限らない。むしろ、基本的には違う方向に進んでいく筈だ。それで不愉快な思いをするくらいなら、自分から動いて他人を動かそう。

じゃあどうやって動いたらいいのよ

一番簡単な方法は、自分が思ったことをキャラに代弁させるというもの。代弁させるとは言っても、当然キャラクターの性格やらで、口から出る言葉は、自身の発言とは大抵変わってくるはず(もちろん一緒の場合もある)。一番気をつけなくてはいけないのは、奇をてらわないようにするということ。変わったことをやろうとすると、正直な話、周りがついてこなくて泣きそうになってしまうことがある(これは、あまりに奇抜なので見物しようという観客モードになってしまうからなのだ)。

動かす機会を待つのは無意味

望むように動かしたかったら、誰かが状況を作ってくれるのをただ待つ、ということはやめるべき。便乗を狙っているなんて思われてもつまらないし(そして大抵そう思われる)。

積む、とは

一人語りでもかまわないので、とにかくキャラクターの小さな行動を積み重ねていくこと。これを語り部用語で「積む」と言う。積むことのメリットはざっくり挙げていくとこんな感じ。

  1. 自分の中でキャラクター像が固まる
  2. それが断片的にでも周囲の目にとまる
  3. キャラクターに生じる変化が唐突なものにならない

物語に参加するでも少し触れているが、HA06の主流の遊びは、ゲーム的エッセンスをちりばめつつ行われるストーリーテリングだ。人生何も考えてないようなヤツが、次の場面で地球の運命を一身に背負って敵と戦ったりしていたらどうだろう。映画や小説だと、観客置いてけぼり、読者放置プレイで散々な評価を得ることになるのは間違いない。HA06では、観客とはほかの参加者があてはまる。積むのは言うのは簡単だが、やってみるのはなかなか難しい。コツとしては結論を急がないこと。また、結論に至る過程を描写すること。上っ面をなぞるだけでは観客は納得しない。そして物事にはかならず原因がある。それを描写すること。丁寧に。

動かすための小道具

敵、店、部活など、ちょっと考えたら取っかかりになりそうなものはごろごろしてる。敵は流石にha06では推奨されない(むしろ、大抵において排斥される)けれど、人が集まりそうな、もしくは顔を出せそうな仕掛けを少しだけ考えて使ってみたらどうだろう。

ちょっと動けないな、と思ったときは

物事には流れというものがある。この流れを見失っていたり、方向を無視したりしていると、キャラを動かしづらくなってくる。動かせないな、動けないな、と思ったときは、一歩引いて流れを見極めるといいかもしれない。

友達つくろう

このキャラと○○さんとこのキャラは友達です!
そう宣言して、突然友達をやれるほど、フレンドリーだったり気安い人間は滅多にいない。同じ宣言するにしても、こんなキャラ作ったんですけど、○○さんとこの■■と絡んでもいいですか? くらいの謙虚さは必要。上述のまず動けよ、にも関わってくる話だけど、じっと止まってる人にわざわざ声をかけて仲良くなってくれる人なんて、運命の相手くらいなもんだ。

20070830追記事項

現在、施策の一つとして、新規キャラクター作成時に、既存PCとの関わりをPL間の事前コンセンサスなしで設定出来るようにしています。よくわからなかったら、Toyolinaまでご連絡ください。

リアルを忘れるな

説得力を持たせる為の心がけとして。作り物の物語であるが故に、ストーリーの進行、キャラクターの行動原理については特に。プレイヤーは、リアルさを意識することを忘れてはいけない。あまりにも現実離れしたシチュエーションは、絶対的に存在する日常からは逸脱することになる。

プレイヤーとキャラクターは別

プレイヤーが底意を持って、ご都合主義的にキャラクターを動かしていたとしても、キャラクター自身は善意に満ちていて、大抵は状況を完全に把握していない、ということにしておく。

ゲームマスターとプレーヤーの区別が無いキャラチャでは、一般に言われているものとは意味合いを逆に捉えたほうが良い。

会話の流れ

どれだけ気の利いたセリフを思いつき、PCにしゃべらせたとしても、前後のつながりなしでは、「なんだこいつ」「なにいってんだこいつ」と思われるのがオチ。思いつくのもしゃべらせるのも構わないが、そのセリフが自然に見えるような誘導を行うべきだ。

なぜ流れを見失う、もしくは流れが見えないのか

  • ここは私見なので読み飛ばしてもらっても構わない。
    • 自分の都合を優先する、してしまうのが一因としてある。そんな行動採らせるわけにはいかない、そんな設定ついてたまるかよ、こんなセリフ言っちゃうこいつカッコイイ、みたいな色々。
    • キャラクターに愛情を持つのは全然かまわない、むしろ推奨だけど、それが行き過ぎる、もしくは間違った持ち方をしてしまうと、こういうトラブルの種を抱える事になるんじゃないかなあ。
      • プレイヤーの器量というとあんまりだけど、懐の広さもあるんかなあ。己>他 みたいな。与えられた状況に対応出来るかどうかという点において、社会人有利なのは否めないのかしら。

関連する用語

用語
解説

話題まとめ

資料リンク

Last modified:2008/05/08 10:12:49
Keyword(s):
References:[狭間06Wiki] [SideMenu] [ノウハウ]