他界
他界
民俗学の用語。本来は「神霊や祖霊の居る世界」といった意味あい。竜宮、山中異界、ニライカナイ、黄泉、永遠の春の島、天国、須弥山など。特別に存在の居場所を、自分の日常から離れた場所に仮託する概念。
他界とは「なにかがやってきて、帰って行くところ」である。それは豊饒であることも、疫病であることもある。
狭間世界では、さらに拡大して「宇宙の彼方の異星人の住む異星」「ネットワークの向こう側」「超能力のある人間の自宅」「超古代文明のある過去」もまた“他界”であると解釈する。
共有される異世界としての他界
繋ぎの他界。境界領域。
アストラルや黄泉などは、多くの点で多くの人々による認識が共有されている。そのような場合には、類似点については共有の異世界であると見なしてかまわない。
メモ
- 狭間世界における他界は、それぞれの力の原則から構成された"世界"のことであるとも考えられる。神話・伝承・風説などの認識を持つことで"人間(人外含む)"が、複数の世界を貫きクサビとなっており、現実が局所的に変化している。
- 他界から来るから、他界に属する存在だから、特殊な力が使えるのだという合理化は、人間の古典的な解釈だと思います。
- 重なる部分で繋ぐというわけでまあ、特定の「場所」「人」「縁」の仲でのみ、二つの世界が繋がりを持つという風に処理するといいかと。
話題まとめ
- http://kataribe.com/IRC/KA-01/2006/09/20060916.html#190000
- 他界の概念と違和感の有無について。
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