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スワロウテイルの夜

スワロウテイルの夜

 消えつつあるアゲハに眠る黄金の残滓──ソーニャ・ヴラドヴナ。記憶が日々失われていき自分を亡くしつつある彼女は、御厨正樹との生活を惜しむようになっていた。偶然出会った同族、豊秋竜胆はそんな彼女に揚羽でなくソーニャとしてくつろげる場を提供する。一方、消滅の訪れと反比例するようにソーニャとしての時間が増えてきた揚羽を、正樹とその友人達は怪訝に感じるようになっていく。

 そんな中、揚羽と紋白の罪を精算するために九折因が吹利の夜に舞い戻る……

 みぎゆかまさきと連動して進むクリスマス2006の裏エピソード。

登場人物

アゲハ/ソーニャ・ヴラドヴナ
御厨正樹
蒼雅紫
豊秋竜胆
如月尊
九折因
陀絡
御薗の君?のコミューンに属する吸血鬼。「奴隷遣い」と呼ばれ、グール、魅了した人間、時には罪人の同族を遠隔使役する術に長ける。本人は通常京都からまったく離れないが、必要に応じて"奴隷"と入れ替わりに空間転移することが出来る。

関連する用語

《奴隷衆》
頭目は"一本ダタラ"の陀絡。頭目以外は全て奴隷で表向きの職業も様々。様々な社会に少しずつ溶け込み諜報に当たっている。
《庚遊郭》
頭目は"八岐猫"の柁岐。
従属の鎖
因果の蜘蛛糸

関連イラスト

話題まとめ

資料リンク