律令官僚の勤務評定
律令官僚の勤務評定
考という。
評価内容
功 - 功績。良い実績。
- 過
- 過失。悪い実績。
行 - 行動の道徳性。
- 能
- 才能。
それぞれについて、以下の二点を基準とする。
- 善
- 勤務姿勢。
- 最
- 仕事の処理能力。
評価段階
- 長上官
- 九等級。上上、上中、上下、中上、中中、中下、下上、下中、下下。
- 番上官
- 三等級。上、中、下。
最低勤務日数
8月1日〜7月30日が単位年に、勤務日数が最低勤務日数を越えたものが評価対象。
- 長上官
- 常勤。240日
- 番上官
- 非常勤。140日。
昇格決定の単位年
- 長上官
- 六年
- 番上官
- 八年
昇格基準
いちおうの原則である。実際にはたいてい+1。
- 中中ならば位階+1
- 中上以上があればさらに加算
- 上上一回+2
- 上中一回+1
- 上下二回+1
- 中上三回+1
- 最高で三段階の昇進
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References:[王朝貴族物語] [資料] [考]